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	<title>放射線・放射能とは</title>
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</td>
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<h1>放射線・放射能とは？</h1>
<h2>放射線とは</h2>
<p class="a">
　一般的にいわれる「放射線」とは，不安定な状態にある放射性元素が安定した状態になっていく過程で生じるα線やβ線などの粒子や，電磁波の一種であるγ線などがあります．それぞれ発生原理や影響の度合いは異なるものの，他の分子の性質を変えてしまう性質のあるものを総称して「放射線」ということが多いです．<br>
</p>
<h2>身近な放射線</h2>
<p class="a">
　もともと，私たちは放射線に囲まれて生活しているといえます．<br>
　例えば，建物や構造物に使われる天然の岩石も種類によっては放射線を出しますし，宇宙からの放射線もあります．<br>
　生物は，自然界の放射線の中で生きていくしくみが備わっていますので，日常生活で受ける程度の放射線については，特に心配する必要はありません．<br>
　ところが，それを大きく上回る放射線を受けることで，さまざまな害が起こります．人工の放射線は受けずに済むならばそのほうがよいですが，必ずしもすべてを避けて通れるわけでもありません．<br>
　評価や判断は分かれますが，最終的には量の問題であり，「自然界の放射線に比べて，見過ごせないほど強い放射線を受けることにならないか」が，ひとつの分かれ目ということができそうです．<br>
</p>
<h2>放射能とは</h2>
<p class="a">
　放射能とは，厳密には放射線を出す能力のことをいいますが，一般的には放射能を持つもの（放射性物質）のことをいうときも使われる言葉です．<br>
</p>
<h2>ベクレルとシーベルト</h2>
<p class="a">
　いろいろな現象や物の大きさを示すのにさまざまな単位があるように，放射線にも多くの単位があります．<br>
　報道でよく出てくるのが，ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)です．<br>
　これらの単位は，メートルとフィートのような関係（同じものの目盛りが違う関係）ではないので，非常にわかりにくいのですが，大ざっぱに表現すると，ベクレルは放射能の量（例：この石は1kgあり，全部で500Bqの放射能を持っている．），シーベルトは放射線の量を人体への影響という観点で修正したものです（例：この地域では1時間に0.07μSvの自然放射線を受け，10時間では累積0.7μSvになる．）．<br>
</p>
<h2>放射線を測る</h2>
<p class="a">
　放射線の量を測ることは，いろいろ面倒です．<br>
　まず，測定器にはいくつかの原理があり，β線とγ線を一緒に検出するもの（例：ガイガーカウンタ）や，γ線だけを検出するもの（例：シンチレーションカウンタ），感度の高いものや低いものがありますので，測定場所や測定方法に合わせた測定器を選ぶ必要があります．<br>
　そして，放射線は線源（発生源）から離れるにつれて急速に弱くなること，β線とγ線では到達距離や人体への影響，測定器の反応に差があることなども重要です．測定のときはこれらを適切に考慮することが必要ですし，測定結果を読む上では，どこで，どのような条件で測定したのかを，あわせて読む必要があります．<br>
　これらは厳密に考えるととても難しいのですが，市販の激安測定器でも，数値の正確さはともかく，相対的に高いか低いかという参考にはなるでしょう．<br>
<br>
　次に，放射線は放射性元素が壊れたり，あまったエネルギを放出することで飛んできますが，この現象は等間隔ではなくてランダムに起こります．また，測定器が全部を捉えられるのではなく，だいたい何%くらい，というレベルです．大ざっぱにいえば，放射線の量を調べようとするのは，渋谷のスクランブル交差点を1時間に渡る人数を，双眼鏡で見える範囲を5分間に通った人数から推計しようというものなのです．<br>
  放射線に関する数値を判断するときは，統計的な見かたを必要としますが，一般的には，(1)放射線量などはランダムな現象を有限な時間で測っているため，常にばらつきを含んだ値であること (2)通常考えられるばらつきの範囲を超えたとき，異常な値と考えられること　を知っておくだけでもいいでしょう．<br>
</p>

</td>
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