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	<title>Q&A(1)</title>
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</td>
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<!-- right box -->
<h1>Q&A(1)</h1>
<h2>放射線・放射能について</h2>
<dl class=a>
	<dt>放射線とはなんですか．</dt><dd>放射線とは，ぶつかった物質の性質を変えてしまうようなエネルギを持った粒子や電磁波で，α線，β線，γ線などの種類があります．自然界にもさまざまな放射線が存在し，人体にも何らかの影響を与えています．ただ，その量が少ないうちはダメージよりも人体の回復力のほうが早いところ，事故や何らかの事情で量が大きく増えてしまうと，ダメージのほうが大きくなってしまい影響が生じることがあります．</dd>
	<dt>放射線と放射能と放射性物質はどう違うのですか．</dt><dd>放射線を出す能力のことを放射能といい，放射能を持った物質を放射性物質といいますが，放射性物質のことを放射能ということも多いです．</dd>
	<dt>身近に放射線を出すものには，どのようなものがありますか．</dt><dd>有名なものとしては花崗岩があります．花崗岩でできた石材は建物などにも使われているため，その壁の前では少し高い放射線を観測することができます．その他，レジャー用のランタンに使うマントル，カリウム肥料なども，若干の放射線を出しています．</dd>
	<dt>外部被曝と内部被曝はどう違うのですか．</dt><dd>外部被曝は，体外から飛んでくる放射線による被曝ですが，内部被曝は放射性物質を体内に取り込んでしまった場合に，それが出す放射線により体内の臓器などが被曝することです．内部被曝は，放射性物質が排出されない限り影響を受け続けること，外部からの被曝に比べて防護するものがないため，放射性物質の量が少なくても影響が深刻になりやすい点で，問題が大きいものといえます．</dd>
</dl>
<h2>自主測定について</h2>
<dl class=a>
	<dt>表面の測定という手法は妥当なのですか．</dt><dd>弊社で取り扱っている印刷物の原料は，通常の使用方法において，人体に取り込まれることはありません．人が手に取ったときに放射線の影響を受けることがないかを調べるには，表面測定は妥当な方法と考えます．</dd>
	<dt>検査結果がμSv/hで表現されていますが，これは何Bqにあたりますか．</dt><dd>Sv（シーベルト）は放射線量を示す単位で，Bq（ベクレル）は放射能の量を示す単位ですので，SvからBqに直接変換することはできません．弊社では放射能の量は測定していません．</dd>
	<dt>食品のように，放射能の量（ベクレル）は測定しないのですか．</dt><dd>放射能の量を測定するには，遮蔽された容器を持った精密な測定器を使いますが，コストも時間も桁違いにかかるため，工業製品の測定には一般的ではありません．また，人体に取り込む食品と異なり，放射能の量がそのまま人体への影響になるわけではないため，簡易迅速にできる表面測定でも適切と考えます．</dd>
	<dt>測定器は十分な感度や精度を持ったものですか．</dt><dd>弊社でのスクリーニングに使用する測定器はシンチレーション方式で，GM管方式（いわゆるガイガー・カウンタ）に比べ，感度は高くなっています．精度についてはメーカ出荷時に一定の校正がされていますが，そもそも汚染の判断が相対評価（周囲の自然放射線等に比べてどうかを判断する）のため，表面汚染の判断をする限りでは，実用的な精度を持っていると考えられます．</dd>
	<dt>表面測定で「周囲の放射線量の3倍」という基準は妥当なのですか．</dt><dd>「3倍」の基準は，工業製品の汚染測定に使われることが多いガイドラインが引用するIAEAのマニュアルで定められているものです．「3倍」とは周囲の放射線量「1倍」を含んだ値のため，検体だけの値ではありませんが，これが人体への影響が考えられないレベルであったとしても，放射線への考え方はお客さまによって異なるのが当然ですので，弊社では適切な情報の提供に努めてまいります．<br>
	<dt>すべての原材料が検査されるのですか．</dt><dd>弊社で取り扱う原材料は種類も多く，出入りも激しいため，全種類の検査はほぼ不可能です．また，同じ種類の製品でも抜き取り検査になります．このため，検査を経ていない材料やロットも使われます．</dd>
	<dt>検査するものとしないものは，どのように決めるのですか．</dt><dd>できるだけ種類に偏りのないように選びますが，多くの場合，そのときに棚の上のほうにあったものを抜き出して検査します．なお，品目によっては優先順位を上げて検査することがありますが，いずれも恣意を含めることはありません．</dd>
	<dt>出荷する印刷物は検査するのですか．</dt><dd>検査しません．（原材料の段階で検査します．）</dd>
	<dt>注文した印刷物を出荷前に測定してもらうことはできますか．</dt><dd>測定を通常業務の合間に行っていることから，難しいと考えています．</dd>


</dd>
</dl>
<h2>測定の結果について</h2>
<dl class=a>
	<dt>測定結果がいずれもゼロではないのは，製品が放射能を持っているということですか．</dt><dd>表面測定の場合，測定結果は周囲（自然環境や建物などに加え，原発事故による飛来物も考えられます）からの放射線と，製品からの放射線が混ざった値になります．検体を置かずに測定した周囲からの放射線の値は，BG(バックグラウンド)値として一緒にお知らせしていますので，あわせてご覧ください．</dd>
	<dt>測定結果がバックグラウンドより低いことがあるのですか．</dt><dd>バックグラウンドの値は同じ場所を同じ条件で測定しても，ある程度のばらつきが生じます．このため，「バックグラウンド値」は，ある程度の幅があるものです．検体から放射線が出ていないか，または出ていてもごくわずかな場合，バックグラウンドのばらつきの結果として，バックグラウンド値を測定したときよりも低い結果がでることは十分考えられます．</dd>
	<dt>検出限界未満とはどういうことですか．</dt><dd>表面測定はバックグラウンドと一緒に測定を行うため，バックグラウンド値とある程度違う値が出ない限り，検体から放射線が出ているのか，それともバックグラウンドのばらつきの範囲内なのかは判断できません．バックグラウンド値の想定されるばらつきの範囲におさまっていることが，検出限界未満ということになります．</dd>
	<dt>検出限界未満と不検出は違うのですか．</dt><dd>意味するところは同じです．測定器で測ることができる下限の値を下回っていることを「検出限界未満」といい，その測定器が検出しないという意味で「不検出」ということがあります．（風速計の「羽が動かない状況」を見て，完全に無風かは判断できないようなものです．）</dd>
	<dt>検出限界はどのくらいですか．</dt><dd>弊社で行っているのは環境中での表面測定ですので，測定するごとに異なります．環境の放射線を測定し，平均とばらつきの度合いを調べ，環境だけでは通常考えられない量（平均＋3σ）が出たときに，検出限界を超えたことになります．詳しくは「検査の方法」をごらんください．</dd>
	<dt>検出限界もあわせて公表するのですか．</dt><dd>検査結果には，検査時BG平均，検出限界（＝BG平均＋3σ）をあわせて記載しています．</dd>
	<dt>検出限界未満でなかったものも出荷するのですか．</dt><dd>検出限界（検出できる下限）を超えた場合で，汚染の疑いがある量（原材料の使い方や，作業にあたる従業員への影響などを考慮して判断しますが，検査時BGの3倍を超えることはありません．）に達しない場合は，数値を公表のうえ原材料としての使用を継続します．汚染の疑いがあるものについては，取扱いを停止し，原因の調査等を行います．</dd>
</dl>
<h2>印刷物の安全性について</h2>
<dl class=a>
	<dt>不検出の原材料を指定して注文することはできますか．</dt><dd>できません．（検査の結果は抜き取りをしたロットの結果にすぎず，全体について保証できるようなものではないためです．）</dd>
	<dt>印刷物から放射能が検出された場合，回収・交換を行うのですか．</dt><dd>印刷物は食品と異なり，直接体内に取り込むものではないことから，わずかでも検出されることで直ちに回収・交換を行うことは考えていません．印刷物が通常備えるべき安全性を損なっていると判断される基準について一律の基準はなく，個々に判断される問題と考えられます．（ただし，印刷物の表面において周囲の放射線量の3倍を超えた場合は製品の汚染が疑われるといえます．）</dd>
	<dt>検査により，印刷物の安全性が保証されるのですか．</dt><dd>あるものが安全であるかどうかの判断基準はお客さまによって異なります．このため，弊社はその判断をお客さまに委ね，そのために必要となる数値を隠さずお伝えする立場をとっています．<br>
　ただし，もし印刷物になった段階で無視できないような影響がお客さまに生じるならば，それは原材料を毎日扱う従業員の安全に相当な影響が生じている状況と考えられますから，弊社では，「従業員に対して十分な安全性を持っている」と評価できるものを扱っていくことは，いうまでもありません．</dd>
	<dt>放射能不検出の印刷物は安全ですか．</dt><dd>人体に影響がある物質は放射能だけではありません．印刷物を通常の使い方で使う限り，人体に無視できない影響が生じることは考えにくいですが（印刷物の内容による精神的な影響のほうがはるかに心配です），例えば印刷用のインキには重金属を含めていろいろなものが含まれているため，人体に取り込めば有害なものとされています．ただ，このようなことは身の回りにあるもの全般にいえることです．</dd>
	<dt>印刷物は乳幼児が触れても大丈夫な安全性を備えているといえますか．</dt><dd>安全かどうかの判断は各自に委ねられます．<br>
人体への影響は物質の種類と取り込んだ量で決まります．例えば，思いっきりベタの乗った部分のインキをなめたとしても，人体に取り込める量は限りなく少ないですから，その程度で無視できない影響が生じるとは考えにくいです．</dd>

</dl>
<h2></h2>


</td>
</tr>
</table>


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